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あらすじ

「こんな体してて、私一人で我慢できる?」

大学1年生の山吹千草がつきあっているのは、28歳離れた年上の男・川田享。初めて告白してから2年間、何度断られても思いを伝え続けた千草を享が受け入れてくれたのは、ほんの半年前のこと。社会人である享は世間体を気にしてか、千草と外で会おうとはしない。だからデートの場所は決まってホテル、それも月に1、2度の限られた逢瀬だ。そんな関係を寂しく思うものの、わがままをいって恋人を困らせたくない千草は、よくばりになっていく自分に戸惑いながら、不安な気持ちも拭えなくて……。

 

人物紹介

小野寺樹生(おのでら・みきお) 山吹千草(やまぶき・ちぐさ)
大学1年生。親友の父親である享に恋をし、2年間アタックし続けて半年前にようやく恋人関係になれた。見た目のかわいさに反して気が強く、悪意なく毒を吐くこともしばしば。明るい性格でクラスの人気者だが、こと恋においては、享を思うあまり臆病になることも。
九条将吾(くじょう・しょうご) 川田享(かわた・とおる)
千草の28歳離れた年上の恋人。千草の幼なじみで親友でもある川田宗章の父親。20年以上前に妻を亡くし、男手ひとつで息子を育ててきた。宗章が幼い頃は仕事が忙しくあまり構えなかったが、父子仲はいたって良好。千草を愛しているものの、年齢差は気になる様子。
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